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更新日:2025年9月11日

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麻しん(はしか)の感染予防に努めましょう

令和7年9月3日、県内において麻しん(はしか)の発生届出がありました。

県内で麻しんの患者が確認されたのは、2019年以来、6年ぶりです。

麻しんは、非常に感染力が強く、予防接種受けていない方や免疫が不十分な方にとっては、感染リスクが高い疾病です。

まだ定期予防接種を受けられていないお子さんについては、早めに予防接種を受け、感染予防に努めましょう

症状

  • 感染すると約10日後に発熱、咳、鼻汁、くしゃみ、結膜充血などの症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。
  • 肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者の1000人に1人の割合で、脳炎が発症すると言われています。

感染経路

  • 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。
  • 免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
  • また、発症した人が周囲に感染させる期間(感染可能期間)は、症状が出現する1日前から解熱後3日間まで(全経過を通じて発症がみられなかった場合、発疹出現後5日間まで)と言われています。

潜伏期間

  • 約10日~12日間

治療

  • 特異的な根治療法はなく、対症療法を行います。

予防方法

  • 麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗いやマスクのみでは予防できません。
  • 予防接種が最も有効な予防策です。麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)は予防接種法で定期予防接種の対象(第1期:1歳児、第2期:小学生就学前の1年間)とされています。対象となる方は、接種期間に適切に予防接種を受けましょう
  • 急な全身性の発疹や発熱などの症状が現れたら、早めにかかりつけ医などを受診してください。
  • 麻しんにかかったことがなく、2回の予防接種を受ける機会がなかった方で、特に医療関係者や児童福祉施設、学校の職員など、麻しんにかかるリスクが高い方や麻しんにかかることで周りへの影響が大きい場合、流行国に渡航するような場合は、2回目の予防接種についてかかりつけの医師にご相談ください。

麻しんの報告数

麻しんの報告数

2016

2017

2018

2019

2020

2021

2022

2023

2024

2025

県内

0

0

0

1

0

0

0

0

0

1注1

全国

165

186

279

744

10

6

6

28

45

222注2

注1)県内:2025年は速報値(2025年9月4日時点)

注2)全国:2025年は速報値(2025年8月31日時点)

留意事項

麻しんを疑う症状があった場合は、早めにかかりつけ医を受診してください。医療機関を受診する際は、必ず受診前に医療機関に連絡し、麻しんを疑う旨を伝えた後、医療機関の指示に従い受診してください。


お問い合わせ

市民福祉部健康保険課保健予防係

899-2592 日置市伊集院町郡一丁目100番地

電話番号:099-248-9421

FAX番号:099-273-3063

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