更新日:2025年4月25日
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4月24日に伊集院保健所管内にA群溶血性レンサ球菌咽頭炎に関する警報が発令されました。
今後、さらに流行が拡大することも予測されることから感染防止・感染拡大防止対策の徹底と今後の発生動向に注視していただくようお願いします。
A群溶血性レンサ球菌による上気道感染症です。
乳幼児では咽頭炎、年長児や成人では扁桃炎が現れ、発赤毒素に免疫のない人は猩紅熱といわれる全身症状を呈します。気管支炎を起こすことも多いです。発疹を伴うこともあり、リウマチ熱や急性糸球体腎炎などの二次疾患を起こすこともあります。
感染した人の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌を吸い込むことによる飛まつ感染や、細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染が知られています。
感染した人との濃厚接触を避け、手洗い、咳エチケットなどの基本的な予防法を心がけることが大切です。
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