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更新日:2024年4月19日

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【事業主の皆さまへ】年次有給休暇の利用促進について

年次有給休暇を取得しやすい環境づくりに取り組みましょう。

働き方・休み方の改善をこれからも継続的に行うためには、計画的な業務運営や休暇の分散化にも資する年次有給休暇の計画的付与や、労働者のさまざまな事情に応じた柔軟な働き方・休み方に資する時間単位の年次有給休暇の活用が効果的です。

労使一体となって年次有給休暇を上手に活用するために、この春に向けて導入をご検討ください。

詳しくは「年次有給休暇取得促進サイト(外部サイトへリンク)」をご覧いただくか、鹿児島労働局雇用環境・均等室にお問い合わせください。

年次有給休暇の計画的付与制度とは

「年次有給休暇の計画的付与制度」とは、年次有給休暇の付与日数のうち5日を除いた残りの日数について、労使協定を結べば、計画的に休暇取得日を割り振ることができる制度です。この制度の導入によって、休暇の確実性が高まり、労働者にとっては予定していた活動が行いやすく、事業主にとっては計画的な業務運営に役立ちます。

日数

付与日数から5日を除いた残りの日数を計画的付与の対象にできます。

前年度取得されずに次年度に繰り越された日数がある場合には、繰り越し分を含めた付与日数から5日を引いた日数を計画的付与の対象とすることができます。

例1:年次有給休暇の付与日数が10日の労働者

5日 5日
事業主が計画的に付与できる 労働者が自由に取得できる

例2:年次有給休暇の付与日数が20日の労働者

15日 5日
事業主が計画的に付与できる 労働者が自由に取得できる

活用方法

企業、事業場の実態に合わせたさまざまな付与の方法があります。

方式 年次有給休暇の付与の方法 適した事業場、活用事例
一斉付与方式 全従業員に対して同一の日に付与 製造部門など、操業を止めて全従業員を休ませることができる事業場などで活用
交替制付与方式 班・グループ別に交替で付与

流通・サービス業など、定休日を増やすことが企業、事業場などで活用

個人別付与方式 個人別に付与 年次有給休暇付与により各人の年次有給休暇を指定

「一斉付与方式」「交替制付与方式」に関する労使協定の例は『年次有給休暇取得促進サイト(外部サイトへリンク)』をご確認ください。


年5日の年次有給休暇を確実に取得しましょう。

全ての企業において、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対して、年次有給休暇の日数のうち年5日については、使用者が時季を指定して取得させることが必要です。


労使協定によって時間単位の年次有給休暇の活用もできます。

年次有給休暇の付与は原則1日単位ですが、労委協定を結べば、年5日の範囲内で、時間単位の取得が可能となります。労働者のさまざまな事情に応じた柔軟な働き方・休み方に役立ちます。

お問い合わせ先

鹿児島労働局_雇用環境・均等室

電話:099-223-8239

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お問い合わせ

総務企画部商工観光課商工政策係

899-2592日置市伊集院町郡一丁目100番地

電話番号:099-248-9409

FAX番号:099-273-3063

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