更新日:2025年6月9日
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日置市は、平成17年5月に合併して、今年で20年が経過しました。
この20年を振り返りますと、市の人口が、合併当初の53,000人余りから、今年に入って46,000人を下回り、約7,000人減少しました。
戦後、第一次ベビーブームに生まれられた方々は、今年75歳という節目の年齢を迎えられます。
この方々が85歳になられる10年後の2035年、市が掲げる第3期人口ビジョンでは、41,000人を維持していきたいということで、様々な施策に取り組もうとしております。
全国の自治体と同じように、人口減少の真っただ中にあります。
市内でも、あらゆる業種で人手不足が深刻になっています。
一方で、ロシアによるウクライナ侵攻以降、燃油の高騰、また、人件費の高騰もあり、物価高も進んでいます。それから、昨年から今年にかけて、生産者の高齢化や異常気象などによりコメの収穫量が減少し、コメ不足も大きな課題になっています。
これらの社会情勢にある中、人口減少問題は最も大きなテーマとして捉え、減少を少しでも抑制するため、関係人口を増やしつつ、市内への移住・定住者を増やすことが求められています。
これまで、市が総合計画で掲げ取り組んできました目指すべき将来都市像「住んでよし 訪ねてよし ふれあいあふれるまちひおき」を実現するために、たいへん重要な時期を迎えています。
一方、議会では、去る5月に予定されておりました市議会議員選挙の立候補予定者説明会には、定数を上回る22の陣営が参加し、選挙戦が予想されておりましたが、諸事情もあり無投票という結果になりました。
このことを重く受け止め、議会の存在意義、また、議員に挑戦したいと思っていただけるような環境整備にスピード感をもって取り組むと同時に、積極的な情報発信に努めながら議会の改革に取り組んでまいります。
できるだけ早い段階で、一定の方向性を市民のみなさまにもお示ししながら、将来を見据えた議会の姿を模索したいと考えています。
その上で、二元代表制の一翼を担う議会として、引き続き開かれた議会、市民のみなさまに関心をもっていただける議会を目指して、その上で、市が掲げる将来都市像を実現するため、行政当局と切磋琢磨、議論しながら、全議員が一丸となって取り組み、市政の更なる発展に力を尽くしてまいります。
引き続き市民のみなさまのご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
日置市議会議長 冨迫克彦
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